情報大工のひとりごと

情報デザイン業務の周辺で思ったこと、そして考えたこと

マスメディアによる扇動を機能させないために

2007年8月 1日

この国には「公然の場所で政治の話は避ける」という習慣があるので、このコーナーでも政治の話は避けるようにしていたのですが、さすがに黙ってはいられない状況になってきたと感じます。

参院選前からの一連の扇動報道に対して呆れている人はそれなりに多くて、選挙結果もそれほど極端なことにはならないのではないかと楽観視していたんですが、印象操作に乗る人の多さに愕然としました。 本当にマスメディアの天下で、まさにやり放題ですね。ネットに押されているかもと怯えていた彼らも、自分たちの力に自信を持ったことでしょう。今になって民主党の方向性や政策案にとってつけたような注文をつけてバランス取っているように見せかけていますが、そういうことは選挙前からやるべきです。

さて、今回の参院選の争点となったのは以下のようなことでしょうか。

それぞれについて、以下のような投票判断に影響を与える可能性のある側面がまったく(またはほとんど)報道されていませんね。

もちろんこういったことをわかっていて、それでも民主党を支持するという選択をする分には問題ありません。人それぞれ政治的信条や投票の理由が違うのは当然ですから。

問題はマスメディアに煽られて、「お灸を据える」と息巻いていたような人達です。前述の側面などは、ネット上で政治問題を取り上げている場所に行けば、自然と入ってくる情報です。最近のネットの普及率にも関わらずこうした情報が広まらないのは何故なのか?を考えると、やはり冒頭の「政治の話は避ける」という習慣だと思うのです。でもこのままではマスメディアのやりたい放題が増すばかりです。「ネットの力」という漠然としたイメージを過信せずに、政治的な話題に関しても自分の考えること・知ったこと・判断の理由を(時々は)公開して議論するという態度が必要なのかもしれません。マーケティングで話題のWOM(Word of Mouth、クチコミ)ではありませんが、政治についてもCGMを意識するべき時勢なのでしょう。

ということで、マニュアルや情報デザイン系の話にこういう話がときどき紛れ込むかもしれませんが、大目に見て頂ければ幸いです。

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皆様からのコメント

もちろんマスメディアの偏向報道の酷さは別の問題です。
国民の「知る権利」を擁護するための「報道の自由」を錦の御旗にしている以上、一概に制限を加えることは巡り巡って国民の損失につながりかねません。しかし彼らはそのような理由で自分達に手出しができないことがわかっていて好き放題をしている訳ですから、法的に何らかの対策(特に電波という公共財を占有しているTVメディアに対して)を打つべきかと思います。

Posted by: たかやま : 2007年8月 1日 20:38

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