情報大工のひとりごと

情報デザイン業務の周辺で思ったこと、そして考えたこと (記事タイトルの一覧

謹賀新年@2010

2010年1月 5日

日頃お取引き頂いているお客様方、このサイトにお越し頂いた皆様方、昨年は本当にどうもありがとうございました。いろいろと疲弊気味でWebサイトの更新頻度もなかなか元には戻りませんが、本年はせめて月1度くらいのペースを維持できるよう努力いたします。

さて年始早々不景気な話題ですが、ただでさえ人材の層の薄い我が国のTC業界にとって、今回の不況はとどめの一撃となりそうで怖いです。ITバブルの終焉以来(それ以前も?)、業界にお金が回らない→有能な人材が逃避するという慢性的なネガティブスパイラルが続いているのですが、さすがに今回は致命傷になりかねない雰囲気です。また、仕事の量が欲しいのは非常によく理解できるものの、ダンピングによる受注に走る競合企業の一部を見ていると、(民主党政権下では期待薄ですが)今後の景気回復局面でもその単価がベースになることを一体どう考えるのか?と怒りを禁じ得ません。

とにかく弊社としては、しばらくは「生き残る」(ゴーイングコンサーン)ことを最優先に頑張ってきたいと考えています。前回不況時の反省でもありますが、「品質を評価できる」「過去の経緯を踏まえて問題を認識・解決できる」人がいなくなるという事態は何としても避けなければなりません。そのお手伝いをできる会社・人材は、我が国には少ないというのが実情ですからね。この種のノウハウや品質を維持するための体制は、一度壊れてしまうと再構築に莫大な時間がかかる(下手をするとロストテクノロジー化しかねない)ことを忘れないようにしたいものです。

何か偉そうでアレですが(汗)、本年もよろしくお願い申し上げます。

ようやく研究発表追加(DITA関連の話題)

2009年11月16日

本来であれば2ヶ月半前に公開予定だった研究発表「コンテクスト変換という幻想(DITAを巡る話題)」、ようやく公開です。TCシンポジウム前(それも東京開催前)に公開する予定だったのに、テキストエディタが落ちて編集中のデータが飛んだり様々な不調に祟られたり、ようやく...です。

TCシンポジウムやDESIGN IT!でDITA(Darwin Information Type Architecture)が話題になっていたようですが、反応を見る限りでは、相変わらず変な誤解が(特にWeb制作業界やSI業界に)あるようです。何らかの形で「シングルソース化」に携わった経験のある、TC系の人達の冷たい(または生暖かい)視線とは対照的なのが何だかなあ、という感じで(笑)

気になったのはこの辺の記事ですかねー。

良い機会なので、シングルソース化の限界と絡めてこれまで考えていたことをまとめてみました。以前のエントリ「情報大工的CMS導入のポイント」と同様、なんか実体験の反省が入っているとかいないとか...。ああ、やっぱり胸の奥が痛い

TCシンポジウムご来場ありがとうございました

2009年10月30日

ぼーっとしていたら、あっという間に10月が終わりそうに(汗)

TCシンポジウムの東京開催と京都開催、特別セッション「情報デザインの基礎 - コミュニケーションの全体像(テクニカルコミュニケーターが押さえるべき、情報設計の基本とプロセス)」にお越し頂き、ありがとうございました。アンケート集計結果を確認させていただいたところ、かなり好意的に評価していただけたようで何よりです。頑張って準備した甲斐がありました...。

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情報大工的CMS導入のポイント

2009年9月14日

前から書こうと思ってストックしていたネタだったのですが、多忙にかまけて失念していたことをDITA騒ぎの最中に思い出したという(汗)

えーと、CMSの導入が当然のような流れに世の中ではなっているようなのですが、遅まきながら気になることを書き連ねておきたいと思います。なんか実体験の反省が入っているとかいないとか...。ああ、胸の奥が痛い

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サーバ移行に伴うトラブルのお詫び

2009年9月 9日

長年契約していたWebARENA SuiteからWebARENA SuiteXへのサーバ移行を先週末に行ったのですが、依頼したDNSレコード書き換え作業が微妙な時間(9/4 18時頃)に行われたことも関係して、一時Webサイトが閲覧できない状況が発生したようです。当該期間にお越しいただいた皆様、ご迷惑とご心配をお掛けしてしまい大変申し訳ございませんでした。また、万全を期したつもりのコンテンツ移行にも一部怪しい点があったようで、ログファイルを確認しながら適宜修正を図っております。問題を発見次第修正しておりますが、完全に安定するまで今しばらくお時間を頂ければ幸いです。

さて先日の衆院選ですが、いくらなんでもあの結果はないだろうと(涙)

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2009衆院選の論点(3/3)

2009年8月28日

というわけで、投票日ギリギリ(笑)に何とか間に合って良かった...。最後に「麻生政権を支持すべき理由」を考えてみましょう。

といっても話は簡単で、内政、外交の両面でしっかり仕事をしている政権を否認する理由がないことに尽きます。否認する方がいらっしゃるのも当然でしょうけれども、その理由をよく考えてみようということです。よく聞かれる理由としては、「馬鹿だから(漢字が読めない)」「決断力がない(ブレる)」「公務員改革をしない」「国営マンガ喫茶が」といったあたりでしょうか。

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2009衆院選の論点(2/3)

2009年8月21日

前回に引き続き、8/30に迫った衆院選の論点です。不在者投票をお考えの方もいることを思い出したので、「民主党を支持すべきでない理由」を先にやりますか...。

ネットの世界でしばしば指摘されることですが、民主党支持者に「民主党の良い点を『自民党』という言葉を使わずに説明してください」と質問しても、まともな回答が帰ってこないというのは興味深い事象ですね。結局のところ現状の不安・不満を「自民党にお灸を据える」形で発散しているに過ぎません。例えば、以下のようなパターンでしょうか。

  • 「チェンジ(笑)を求める!」
    変化が望ましい方向にのみ起こるものであれば良いのですが。それに世界各国と比較して日本がそれほど駄目な国だとは思えませんが...。
  • 「一度やらせてみて、ダメなら変えればいい!」
    選挙互助会の異名を持つ政党が内部分裂して、内閣不信任案が可決される事態を望むのも都合が良すぎると思います(案の定、民主党の岡田幹事長は「4年間解散しない」と発言)。
  • 「とにかく今のままではジリ貧だ!」
    60数年前にも同じような発想で大火傷をしたことがありました。
  • 「誰がやっても同じだ!」
    現在の官僚機構への信頼が厚いのですね。民主党に任せる理由が(略)

「自民党にお灸を据える」というのは一昨年の参院選と同じような行動原理だと思いますが、その結果何が起こったのか、躍進した民主党が何をしたのかを、投票前に整理しておく必要があるのではないでしょうか。

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2009衆院選の論点(1/3)

2009年8月20日

皆様もすでにいろいろお考えのこととは思いますが、今のうちにしっかり意思表明をしておかないと後悔することにもなりかねないので...。

8/30に迫った衆院選の論点はいろいろあるかと思うのですが、焦点は景気対策・社会保障政策あたりでしょうか。相も変わらずマスメディアはどうしようもない報道やら(自称)評論家・ジャーナリストのコメントを垂れ流しにしているようですので、この場で自分なりに論点を整理してみることにします。「景気対策について」「麻生政権を支持すべき理由」「民主党を支持すべきでない理由」という論点で何回かに分けてエントリを投入しますので、異なった意見を持つ方でも目を通していただければ幸いです。

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TCシンポジウム2009に参加します

2009年7月 3日

梅雨真っ盛りで微妙に過ごしにくい日々が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。これまでの疲れが抜けず、テンションが上がらない今日この頃です...。

さて表題の通り、本年も縁あってTCシンポジウムに出し物をする側で参加させていただくことになりました。特別セッション「情報デザインの基礎 - コミュニケーションの全体像(テクニカルコミュニケーターが押さえるべき、情報設計の基本とプロセス)」です。昨年の内容をほぼ踏襲になりますが、(そういう依頼だったこともあり)対象領域を欲張ってフォーカスが甘くなっていた昨年の反省を活かし、よりテクニカルコミュニケーション領域にフォーカスを絞った形を予定しています。

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相模原市のBRT計画で頭を抱える日々、とか

2009年6月 9日

いきなり降って湧いた相模原市のBRT計画(場合によっては弊社立ち退きも)への対応(延べ3回に渡って各種の住民説明会に出席したりパブリックコメントで対抗するために交通政策を勉強したり)とか新年度の講義が始まったりとか大物改訂案件があったりとか家庭内風邪が蔓延して潰れていたりとかしていた関係で、またしても更新が途絶えてしまい申し訳ございません。

とにかく最初に触れたBRT(Bus Rapid Transit)計画が頭の痛い問題で、将来に渡る生活設計・事業設計が脅かされているのが実情です。12mの都市計画道路予定地の影響範囲外に住居を定めたのに、(地元に何の説明もなしに)いきなり「予定ルート決めました」「バス専用道とあわせて(12mの都市計画道路予定地に)30m道路を導入します」「パブリックコメント実施します(パブリックコメント開始日夜に一部自治会への説明がはじめて行われる)」というのは、いくら何でも酷すぎるというか進め方として不誠実すぎるだろうと。ましてや、事業目的と現実認識が乖離している説得力皆無の計画案では、協力する気にもなれないというのが本当のところ。頑張って勉強して、10ページ超のパブリックコメントを出しましたとも、ええ。

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