情報デザイン業務の周辺で思ったこと、そして考えたこと (記事タイトルの一覧)
いきなり降って湧いた相模原市のBRT計画(場合によっては弊社立ち退きも)への対応(延べ3回に渡って各種の住民説明会に出席したりパブリックコメントで対抗するために交通政策を勉強したり)とか新年度の講義が始まったりとか大物改訂案件があったりとか家庭内風邪が蔓延して潰れていたりとかしていた関係で、またしても更新が途絶えてしまい申し訳ございません。
とにかく最初に触れたBRT(Bus Rapid Transit)計画が頭の痛い問題で、将来に渡る生活設計・事業設計が脅かされているのが実情です。12mの都市計画道路予定地の影響範囲外に住居を定めたのに、(地元に何の説明もなしに)いきなり「予定ルート決めました」「バス専用道とあわせて(12mの都市計画道路予定地に)30m道路を導入します」「パブリックコメント実施します(パブリックコメント開始日夜に一部自治会への説明がはじめて行われる)」というのは、いくら何でも酷すぎるというか進め方として不誠実すぎるだろうと。ましてや、事業目的と現実認識が乖離している説得力皆無の計画案では、協力する気にもなれないというのが本当のところ。頑張って勉強して、10ページ超のパブリックコメントを出しましたとも、ええ。
とりあえずネット上で(感情的ではない)まとまった反論の例としてはこのページがしっかりしていると思われますので、興味のある方はぜひ一度ご覧くださいませ。内容的に偏っているとはいえテレビ番組で扱われるわ、異例のパブリックコメント再実施にはなるわ、計画に反対する市民団体はできるわで、この問題を巡って現在大騒ぎ。弊社存在地の相模大野駅周辺は地価と利便性のバランスがそこそこ良くお勧めだったのですが、こんな行政では他事業者の方に危なくてお勧めできないですね…。
とまあ、今日明日に方向性が決定されるわけでもない問題に精神的なリソースを割いているのは勿体ないので、目の前の仕事をしっかりやるということで。昨今の経済情勢の影響もあり業務負荷も当面それほどではありませんので、いろいろ研究なども進めていきたいと考えています。また、大学の講義だけでなく企業における教育にももう少しタッチしていきたいですね。マニュアルライティング周辺の教育について実務で悩まれている方のお話など、ぜひお伺いしたいところです。直接仕事に繋がらない話も大歓迎(笑)ですので、お気軽にご連絡いただければ幸いです。
「業務システムのためのユーザーマニュアル作成ガイド」なる書籍が発行されたとのことで、その辺について思うところを入手前(笑)に書いておこうと思います。
業務システムのマニュアルにおける一番重要なポイントは、画面単位ではなく、業務単位で説明することです(例:「顧客情報登録/修正」という画面があるとして、「顧客情報登録/修正」という画面単位ではなく、「顧客情報を登録する」「顧客情報を修正する」という業務単位で見出しを用意する)。業務システムでは単一画面で特定業務が完結するように設計されることが多いと思いますが、当該画面への遷移方法は利用組織・業務依存で異なることが常ですので(コンテクスト依存)、業務単位で説明した方がユーザーにとってわかりやすいのです。業務システムのマニュアルは、システム開発を担当したSIerが画面単位の外部仕様書を流用して作成することが多いと思いますが、この点に注意が必要です。
続きを読む » 「業務システムのマニュアルと業務マニュアル」
思考実験をしてみましょう。以下の文章をお読みください。
某メーカーは、これまで長年A社から部品を購入して最終製品を生産していました。しかしA社の部品品質が悪いとクレームを出しているのに品質が良くならないため、購買先をB社に変更しようという話が出てきています。
ここでA社からB社に購買先を変更するためには、上長にどのような材料を揃えて意見具申するべきでしょうか。
まあ良くある光景ですよね。一般的には、以下のような点を分析した材料を揃えることになるでしょうか。
もちろんその際に、「判断基準自体がおかしいのでは?」「自社の要求が不適切なのでは?」「A社の言い分をきちんと聞いているのか?」「B社の選定理由の根拠が薄弱なのでは?」「移行期間の問題想定が甘いのでは?」などなど各種様々な突っ込みが入る訳ですが、企業活動の現場では良くある話です。その種の突っ込みを無視して「とにかくA社はもうダメです!B社に購買先を変更しないと我が社は終わりです!」とか「一回B社にやらせてみて、ダメならA社に元に戻せば良いでしょう」なんて主張したところで、一笑に付されるのがオチです。それどころか、そのような主張をした人の実務能力が疑われる事態に発展することになるでしょう。これってビジネスパーソンとして当たり前の話ですよね?いやいや、一般的な社会常識としても当たり前の話ですよね?と言い換えましょう。
続きを読む » 「想像力・連想力」
いまさらで申し訳ございませんが、本年もよろしくお願い申し上げます。
昨年春(というか一昨年秋)から続く業務多忙がようやく一段落して、ようやく平常に戻りつつあります。ご時世的にこのまま平穏が続くということも考えられる訳ですが、そうはならないよう祈りたいものです。まあ、平穏な間に新しいアイディアを検討したりとそれなりにプランは考えていますので、そうなったらそうなったときということで。
本年初頭の所感として、何点か思うところを。
まあそんなこんなで、本年こそ適切な更新頻度を維持すべく努力したいと思います…。
あまりの業務多忙に更新が滞りまくっている最近です…。昨年夏頃から連休すら取れないのはいかがなものかと思わなくもないのですが、想定が何もかも裏目に出てしまう異常事態が続いたので、仕方がないと泣きながら頑張っている今日この頃でございます。あ、話半分で聞いておいてくださいね(笑)
というわけで直前告知で申し訳ありませんが、今週開催されるTCシンポジウムに出し物をする側で参加させていただくことになりました。
という訳で、当日はよろしくお願いいたします。あ、ちなみにパネルディスカッションの方は京都開催(10/10)でもやることになっています。TCシンポジウムは出し物側として何度か参加させていただいていますが、関西遠征は初めてなので新鮮です。
地デジ対応に合わせてJCOMのSTBを変更したらUIが最悪でTVを見る以前に電源を入れることすら減って放送・家電業界は自分で自分の首を絞めているのではないだろうかとか通常のネタもいろいろあるのですが、いつも各種提出物を待っていただいている状況でそんなネタを展開できるはずもなく。とにかく来月下旬まで頑張りきれば一段落するはずですので、更新再開はその辺りまでお待ちくださるようお願いいたします…。