マニュアル制作的な文書コンサル業務とか

2002年10月28日

さてここのところ、文書コンサル関連の業務に携わることが多いのです。文書コンサルといってもそれほど大げさなものではなく、業務上必要とされる内容は十分網羅されているのかを実際の文書ベースで評価したり、記載情報の標準化や構造化を含めた業務文書開発のための枠組みづくりを支援したりというようなものです(ぼかした言い回しですが、業務直結系の話なんでご容赦ください)。SI系の会社からご依頼いただくこともある関係上、制作環境だけでなく文書システムに対する知識が要求されることも多いです。

この辺の業務に関してはマニュアル制作系のスキルを持った人材であれば十分対応可能だという感触はこれまでも持っていたのですが、まあ何とか対応できているようです(大汗)。ただ気になるのが、こうした業務を依頼してくださるお客様が口を揃えて「こういう仕事をできるところが少なくて . . . 」とお話になることです。どうも現場と開発/制作プロセスの両者をつなぐ役割を担当できる会社/人材が、少ないようなのです。マニュアル制作に携わっている人材にはこのような仕事はうってつけのはずなんですが、これは一体どうしたことでしょう?

上流/下流という言葉はあまり好きではありませんが、開発プロセスやメーカーのマニュアル制作部門などの上流で決定された事項を前提として無条件に受け入れ、その枠の中でマニュアル制作(文書開発)をすれば十分であると考えている人が多いようです。日々の業務から前提自体のあり方を問い直したり、前提の構築のされ方自体を改善したりしようという問題意識の持ち方は十分可能なはずですし、そのような問題意識なくして(品質の高い成果物の制作という)問題解決は得られないはずなんですが、う〜ん。いっとき「仕様書の読めないライター」が問題になったことがあるんですけど(今もですかね)、なんか問題の根底は共通のような気がします。まあこれも漠然とした、勘みたいなものなんですけど。

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