情報大工のひとりごと

情報デザイン業務の周辺で思ったこと、そして考えたこと

大本営参謀の情報戦記 − 情報なき国家の悲劇

2001年1月 4日

本日ご紹介するのは、堀 栄三 著「大本営参謀の情報戦記 − 情報なき国家の悲劇」です。戦争末期に情報参謀として米軍の作戦行動を次々に読み当てたことから「マッカーサー参謀」との異名を取った著者が、「情報を収集し、判断するとはどういうことか」について自らの豊富な経験をまとめたものです。

情報(information)というよりも諜報(intelligence)的な話が多く、戦記に詳しくない方には多少取っつきにくいかもしれません。ですが、著者自らがまえがきで「企業でも、政治でも、社会生活の中でも情報がきわめて重要な役割を占めている今日〜」と記している通り、本書の内容は軍事だけでなく、広く社会一般に対して大いに価値があるといえます。

実際に「個々の情報はつかんでいたのに問題の全体を予測できず、あとで地団駄を踏むことになった」とか「将来の技術動向はこうなると情報を入れておいたのに、意志決定時にまったく判断材料にされなかった(で、案の定失敗した)」などという苦い経験をお持ちのかたには、特におすすめです。安価な文庫本ですので、多くのかたに読んでいただければと思います。(ISBN4-16-727402-7、文春文庫476円+消費税、amazon.co.jp

関連記事(TrackBack)

この記事に言及する(Trackback URL)


皆様からのコメント

この記事についてのコメントをお寄せください










名前、アドレスを登録しますか?






トップ | 新着情報 | 研究発表 | ひとりごと | 業務案内 | ご意見箱 | リンク集
このサイトについて | ご意見・ご感想はinfo@laplace-lab.orgまでお寄せください
©1996-2006 ラプラス取説研究所
ラプラス取説研究所のトップページに移動
#
新着情報のページに移動
#
研究発表の一覧ページに移動
#
情報大工のひとりごとに移動
#
ラプラス取説研究所の業務紹介ページに移動
#
ご意見箱に移動
#
リンク集に移動

新着記事(最新5件)

記事のジャンル

過去記事

アンテナ・ブックマーク

RSSフィード RSSフィード
Powered by MovableType 3.2