半年の講義を振り返る&コウサ展

2006年1月20日

という訳で専修大学ネットワーク情報学部で半期の講義を持たせていただいた訳ですが、(講義資料を突貫で作りながらも)どうにか無事に終了しました。冷静に振り返ってみるに、最低限伝えなければならないことは伝えられたと思いつつも、反省すべき点も多かったというのが正直なところです。

やはり興味を持ってもらおうと対象領域を広げ過ぎたのが大反省もので(そっち系のネタが受けていた面もありますが)、もう少し課題を絡めた情報設計プロセスの反復実践をしなければならなかったかなと。その分の埋め合わせとして、レポートのフィードバックは(ある程度ですが)しっかりするように心掛けましたが...。企業内研修でも同じことだと思いますが、やはり講義と課題のバランス、課題のタスク設定が問題でしょうか。課題に対するフィードバックを行うのも、かなりの時間を要しますので。

おかげさまで来期も継続ということになりましたので、今期の反省を踏まえて講義設計を行いたいと思います。「講義資料を公開しろ」という声もいくつか頂いておりますので、来期は胸を張って講義資料を公開できるようしっかり頑張りたいところです。

さて専修大ネットワーク情報学部では、2年次のCD総合演習(→「情報の積み木」展)や3年次のプロジェクト(→プロジェクト発表会)で、グループワーク形式の実践課題を課しています。今年度の発表会を見学しての感想ですが、(教員側の試行錯誤もあるなかで)学生が結構頑張ってるなという印象を受けました(上平先生の感想)。ちなみにこれらの成果物ですが、学生有志がコウサ展という形で発表会を行っているようです。今年は2/4〜2/5に開催されるとのことで、活きの良い学生を物色したい企業の方(笑)、情報デザイン教育などその方面(謎)に興味のある方など、ぜひ足をお運びください。

あ、次回から車輪の再発明シリーズ(汗)と題して、Web 2.0の話とかフォークソノミーの話とかすると思います...。業務多忙は完全に脱したので、いまのうちに社会復帰できるよう頑張ります。

The 1140px CSS Grid System · Fluid down to mobile