TCシンポジウム2008直前情報

2008年8月25日

あまりの業務多忙に更新が滞りまくっている最近です...。昨年夏頃から連休すら取れないのはいかがなものかと思わなくもないのですが、想定が何もかも裏目に出てしまう異常事態が続いたので、仕方がないと泣きながら頑張っている今日この頃でございます。あ、話半分で聞いておいてくださいね(笑)

というわけで直前告知で申し訳ありませんが、今週開催されるTCシンポジウム出し物をする側で参加させていただくことになりました。

  • パネルディスカッション5:業務マニュアルの現状と提言
    業務マニュアルをどう作っていくか?業務マニュアルとはどうあるべきか?という話ではなく、業務マニュアルという存在をTC業界が扱っていくにあたって現状でどのような問題があるのかを明確にする、というスタンスのパネルディスカッションです。現状で業務マニュアル制作に携わっているTC業界の方の報告、業務マニュアル制作・運用管理を担当されている実業務側の方の報告をベースに、議論を進めていきます。私(誰)はコーディネータを担当させていただきますので、爆弾放り込みとか煽り担当ではないのが残念です。
    内部統制やコンプライアンス、技能伝承の隔絶対策など社会における重要性が増大する一方で、「マニュアル」を扱うTC業界が無視してきたのが業務マニュアルという存在です。TC業界ビジネスの大元であったスタンドアロンの取扱説明書の制作市場が減少していくなかで、新たなパイを獲得することができるのでしょうか。
  • 特別セッション7:「全体の絵を描く」ための情報デザイン
    「コミュニケーションの全体像を設計する」というサブタイトルが付いていますが、趣旨としてはリンク先の通りです。基本的な問題意識としては以前書いた記事の通りで、昨年のTCシンポの感想なども踏まえていただくと、スタンスがより明らかになるかと思います。
    ただ、確立されたプロセスというものが存在するものでもないので、「これさえ聞いておけばバッチリ」とあらぬ期待をかけられてしまうのも少々困ります。とりあえずは話が大きくなりすぎて発散してしまうのもアレですから、マニュアル制作のあるべき企画構成プロセスを振り返りつつ、それを大きい絵として拡げていくために必要な観点を補っていくという進行になります。その中で、自分が見聞きした・考えさせられた実例ネタを多めに...という感じでしょうか。

という訳で、当日はよろしくお願いいたします。あ、ちなみにパネルディスカッションの方は京都開催(10/10)でもやることになっています。TCシンポジウムは出し物側として何度か参加させていただいていますが、関西遠征は初めてなので新鮮です。

地デジ対応に合わせてJCOMのSTBを変更したらUIが最悪でTVを見る以前に電源を入れることすら減って放送・家電業界は自分で自分の首を絞めているのではないだろうかとか通常のネタもいろいろあるのですが、いつも各種提出物を待っていただいている状況でそんなネタを展開できるはずもなく。とにかく来月下旬まで頑張りきれば一段落するはずですので、更新再開はその辺りまでお待ちくださるようお願いいたします...。

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