情報デザイン業務の周辺で思ったこと、そして考えたこと
ちょっとした縁がありまして、専修大学 ネットワーク情報学部の講義で、ゲストスピーカーとして情報設計についてお話させて頂きました(上平様はじめ、皆様ありがとうございました)。
目的としては、
というあたりを狙いました。学生の皆様にうまく伝わっていれば良いのですが。まあ、すぐに直接役立つ場面がなくとも、心の奥底でひっかかっていてもらえれば十分に目的は達成できたのではないかという気もします。
このような学際的な領域を意識して取り組む大学が増えてきたように感じていますが、やはり現場ではどのように課程を設計するか、難しい面もあるようです。学際的な領域というのは基本的な体力(大局的なものの見方や論理思考力、ベースとなる広範な知識など)がモノをいう世界だと思うのですが、最近では即戦力志向ということでどうしても基本的な体力づくりにじっくり時間を割けない、ということに主な問題があるようです。
即戦力としての能力(=技能)の向上を目指した取り組みをして行く中で、基本的な体力を向上させて行くような課程が同時に求められている訳で、実際に設計しようとすると、バランスの取りかたも含めてなかなか難しいものがあります(就職活動の早期化も、設計を難しくしている理由です)。いずれにしても、情報設計のような学際的な領域で活動するものとして、このような領域に関しても注目していくべきであると強く感じました。
さて、話は変わって更新が途絶えがちな理由です(申し訳ありません)。
夏前からとある業務システムの要件定義・設計支援(というかお手伝いというか)業務が本格的に動いています。ということで、他の案件もこなして行く関係上、ここ数ヶ月かなり多忙な状態が継続しています(それでも得るものが非常に多いこともあり、感謝しております)。今後も業務手順書の設計など、システムを利用した業務運用に必要な環境整備なども行わなければならないため、更新は当面かな〜り飛び飛びになってしまう可能性がありますが、あらかじめご了承頂ければ幸いです。
> 情報設計は日常生活と不可分であることに気付く
これを押さえるのは流石だと思いました。
情報設計だけでなく、たとえばプロダクトデザイナーとか、いろんな分野でのベーシックな要素として重要なことだと思いますが、ちゃんと言及しているのを意外に見かけません。
僕の目が節穴という可能性大ですが…。
亀リプライですが(笑)
tsukasaさん、ありがとうございました。
日常生活と不可分な話は、結構多くの方が指摘されているような気がします。ただ、そのような指摘によってフォーカスがぼけてしまい、「日常生活での実践で〜」みたいな方向にずれてしまうのが問題かなと(いや、これはこれで重要だとは思いますが)。
「(頭でっかちな論理思考だけでない)生活者としての実感に裏打ちされた情報設計こそが、社会に求められている」と結んだのですが、この辺のニュアンスは正直微妙ですね(汗)精進いたします…。
Posted by: たかやま : 2004年12月05日 02:31「(頭でっかちな論理思考だけでない)生活者としての実感に裏打ちされた情報設計こそが、社会に求められている」ってのは凄く感じることです。
個人商店や個人サイトの運営者さんなんか、結構わかっている方もいるように、お見受けします。
でも企業規模が大きくなると、なんだか変な方向に走ってしまいがちなような。
生活者、あるいはユーザーと言ってもいいでしょうが、その実感をすくい上がるシステムが必要でしょう。
話ちょっと変わるのですが、今、企業ではヘルプデスクを専門業者に出して経費削減をはかっているようですね。
でもジャパネット高田さんとこは、えらい経費かけて自前のヘルプデスクを作って、そしてユーザーさんのご意見を大切にしているそうです。
多くの企業では「ユーザー中心のデザイン」とか言いながら、結局ユーザー無視したデザインになっていることが、多いなーとか、思います。
Posted by: 石田優子 : 2004年12月08日 17:05
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